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【静岡県】災害時にも多言語で外国人支援の取り組み開始
日本で地震が起こった場合、外国人は言葉の壁のせいでその不安を増大させてしまう。静岡県は来年度から、大規模災害時に翻訳、通訳派遣を行って外国人の相談窓口となる「災害多言語支援センター」を立ち上げる方針を固めた。センターは災害対策本部と同様、大規模災害時に臨時に設置される。市町の要請に応じて避難所に通訳者を派遣したり、防災情報の翻訳、提供などを行う。県は2年前、避難は「逃げる」、津波は「大きな波」など簡単で分かりやすい日本語で記した外国人向けガイドブックを発行し、平時には、防災情報を翻訳、通訳できる人材の育成を行い、災害時に備えている。
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http://www.sankei.com/region/news/180206/rgn1802060027-n1.html
【エジプト】著名翻訳者 朱氏が中国語クラスで講義:8割以上は女性
先日、中国で有名な翻訳者の朱振武氏は、中国語教育に長けたエジプトのAin Shams Universityで講義を行った。専門性の高い講座であるにもかかわらず、講義室は満席となった。
エジプト人学生は中国語の翻訳経験に基き、原作を忠実に翻訳する方法を朱振武氏に質問した。
こうしたエジプト人学生の中国語レベルは高いが、その8割以上が女性。また、中国語専攻の修士人数は学部生より遥かに下回り、学部生500名のところ修士生は10名ほどしかいない。これは、多くのエジプト人学生は言語学習に対して強い意志を示している一方で、深く中国文化を学びたいと思う学生は非常に少ないということを示している。
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http://news.sina.com.cn/w/2018-03-07/doc-ifyrztfz9702148.shtml